
引っ越した先が下水道ではなく浄化槽だったー、とびっくりされる方、結構多いみたいです。
浄化槽設置が初めての場合、分からないことだらけですよね。
浄化槽の設置費用について
まず浄化槽の設置費用についてですが、だいたいのファミリー層ですと5人槽と呼ばれるサイズを使用することがほとんどのようです。
5人槽のサイズですと工事費込みで70~80万円ぐらいが相場なようですよ。
浄化槽のメーカーは日立化成やクボタなど、大手ばかりでさらに厚労省で認定されたものだけです。
はじめに設置した浄化槽を交換することはほぼないので認定があると安心ですね。
浄化槽の設置に補助金が出る場合が
また、設置にかんして補助金がでる自治体もあります。例えば埼玉県さいたま市ですと5人槽で332,000円、7人槽で414,000円の補助金がでますので結構高額ですよね。
ぜひ引越し先の役所に問い合わせることをお勧めします。
設置が完了すれば、あとは定期的な点検が必要になります。点検は管理会社にお願いするというかたちですが、引越しする地域によっては自治体ごとに民間管理会社業者と契約している場合と自分で管理会社を探す場合があるようです。
自治体が管理会社と契約している場合は勝手に管理会社の変更というのは難しそうですね。
浄化槽自体の点検は法律で義務付けられているのですが、点検頻度は浄化槽の方式や規模によっても変わりますし自治体によっても違います。
浄化槽には維持費もかかる・・・
浄化槽の場合、法定点検、保守点検、清掃とそれぞれの費用を負担しなければなりません。
7人槽の場合であれば保守点検が5,000円、清掃が34,000円、法定検査が5,000円ぐらいで合計44,000円というところでしょうか。
5人槽であれば年に20,000円~30,000円ぐらいの経費がかかるようです。
悲しいことに、浄化槽の清掃や点検などで適当に仕事をすませ料金をだましとる業者も少なくないようです。
それぞれの自治体ごとに指定をうけている業者や検査機関というものが必ず存在しますので、だまされないように身分証明書を絶対に確認してくださいね。