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引越しも無事終わり、新居での新生活を満喫していたある日…
ピンポーン♪
「NHKです!受信料の契約はお済みでしょうか??』
あ、そういえば住所変更忘れてた…。こんな方、たくさんいらっしゃると思います。
もちろんその場で住所変更手続きをしても良いですが、引越し前に手続きしておいたほうが問題が起こりにくいのでおすすめです。
NHK受信料の住所変更手続きはどこですれば良い?
NHKの放送受信料契約の住所変更手続き、また引越しに伴い引き落とし口座を変更したい場合などは、お電話でしたら「NHKふれあいセンターナビダイヤル」で行います。
引越し日、新住所などをお伝えください。
https://www.nhk.or.jp/css/communication/callcenter.html
口座変更の場合は「銀行口座の変更届の書類」を請求してください。
忙しい方はインターネットでも
すべての手続きはインターネットからもできるようなので、忙しい方などはそちらのほうがいいかもしれません。
まれに住所変更手続きを済ませていても、新住所にNHKの担当者が来ることがあるようです。
そういった場合は住所変更手続きを完了していることを伝え、必要であれば受信料引き落としが確認できる通帳などを見せて帰ってもらいましょう。
NHK受信料は引越し先の環境によって解約・再契約が必要になったり、受信料が変更になったりします。
受信料の支払いの必要が無くなるパターン
例えば進学で一人暮らしをしていて、卒業後に実家に戻る場合。
実家が受信料契約していれば、一人暮らしの家で契約していた分は解約することになります。
受信料の支払いの必要があるパターン
また同じ敷地内に2世帯がそれぞれ別の家で暮らしていて、かつ収入・生活費なども別の場合はそれぞれに契約が必要になります。
ただし敷地内の2軒の家であっても、収入・生活費が一緒の1世帯ということであれば、たとえアンテナが2本立っていても、契約は1件となります。
受信料が変更になるパターン
受信料が変更になるのは、引越し前は衛星契約もしていたが、新住所は衛星放送を受信できない場合などです。
衛星契約が不要になる場合はー970円です。引越し先の受信状況を確認しましょう。
ここで注意しなくてはいけないことがあります。
衛星放送の受信パターンは、1戸建てなど個人のパラボラアンテナ、マンションなど集合住宅のアンテナ、地元ケーブルテレビでの受信と3種類です。
この中のケーブルテレビでの受信は、ケーブルテレビ会社との契約料とNHKの契約料の両方が必要になります。よく理解してから契約しましょう。
ワンセグ受信でのNHL受信料の契約は結局どうなったの?
引越し先が山奥などの田舎で、地デジは受信できないが、スマホなどでワンセグ受信のみできる場合があります。
こういった場合、受信契約は必要なのでしょうか?
ワンセグ受信に関しては、2016年現在では係争中のようではっきりしたことは言えません。
NHKの受信料に関してはいろいろな意見・考えの方がいますし、ニュースになることも多いので、状況を見て判断していただきたいと思います。
※NHKのワンセグ受信料に関しては、2016年8月26日のさいたま地裁で、「NHKから国民を守る党」の主張する、「ワンセグケータイであれば受信契約は必要ナシ!」という判決が1審で認められたようです。
NHK側はこの判決を不服として控訴している。主要論点は、”放送法が規定する受信設備の設置”という部分で、NHKから国民を守る党の主張では「ワンセグケータイは設置ではなく携帯するものだ」という部分が認められた判決のようである。
ちなみに「NHKが控訴している」段階では、「テレビは設置していないがワンセグケータイを持っている」という状況に関して放送受信料金を”支払うべき、支払う必要はない” という判断は付きかねるので、引越し先でテレビを設置して、大相撲、クローズアップ現代、小さな旅・・・など、好きな番組を視聴するなら、引越し前に新住所での契約継続をNHKに申し出るべきだと思います。